この小さな国日本にも、地球より重いと言われる人命の救助に人知れず全精力を注ぎ、瀕死に喘ぐ人々を死の淵から生還させた名も無き英雄の姿に、湧き上がる熱い感動が。

query_builder 2024/06/29
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両手を添えて応援する男性

先日は、沖縄の高校生の平和の詩に込めた平和への熱いメッセージに心打たれたが、同じく、今日、かの悲惨な大戦下、日本本土の前線基地として、事実上切り捨てられた沖縄において、戦後の結核やマラリヤといった感染症との戦いに、一命を賭して身を投じた女性達の限りなく誠実な姿をそこに見て、また感動した。


2005年に放送されたプロジェクトXのアンコール版。


そこには、終戦直後破壊し尽くされた沖縄で、不衛生な環境下、マラリヤなどの死の感染症が蔓延する中、我が身を顧みず、瀕死の病人を死の淵から救う活動に専心する公衆衛生看護婦の姿があった。


感染症の存在を知られるのを恐れた家族に拒絶されながらも、諦めることなく人命救助を訴える姿は、いずれ人々の心を動かし、その後、その熱い思いは日本政府の判断をも動かした。


その結果、感染症に苦しむ人々は減少に転じ、そして、死の病の感染症は完全に克服された。


その功績は、海外からも評判を呼び、公衆衛生看護婦制度を取り入れたいと、研修生が続々と聴講に来て、そこでは、この制度の生みの親であるリーダーの看護婦が、自身の信念である「誠実」という言葉を使い、患者に向かう気持ちを伝承した。


さらに、自分が感激したのは、幼子を持つ看護師が、後ろ髪を引かれながらも、離島で感染症に苦しむ人々を救おうと孤軍奮闘する姿を、その幼子達がきちんと理解して、その後ろ姿から生きる意義を学んでいることだった。


まだ、母親の必要な子供達にとって、毎日毎日母親が朝早くから出かけてしまうということは、なんとも悲しいことだろうし、普通だったら性格が歪んでしまっても不思議ではないよなと、斜に構えて考えていた。


なのに、その子供達は立派な職業に就く大人になり、中でも、ポリオで右足の不自由だった次男が、アメリカの大学で医師になり、そのインタビュー映像で、母親のことを、何も言わずとも、自分に人としての生き方を教えてくれた、と力強く語っていた姿を見た時には、もう堪らなく胸が震えた。


本当に、「一生懸命に何かのために打ち込んで生きる姿」というのは、それだけでその意義はきちんと伝わるんだな、ということが心から分かった。


中島みゆきさんの名曲、地上の星とヘッドライト・テールライトを聴きながらだと、なおさら心にジンと来たね。


転じて、自分は今、何か心から一生懸命に打ち込んでいるものがあると、胸を張っていえるのだろうか、と自問自答させられたし、せめて、「そのつもりでやっている」といえる自分でありたいものだと願ってもみた。

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  • 外国人がこの日本に住めるかどうかは、あくまでも日本政府の思惑次第なんだよね〜( ´Д`)y━・~~

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  • 亡水野晴郎さんの名台詞が身に染みる。いや〜、映画ってほんと〜にいいもんですね!

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  • 取り止めもない妄想に取り憑かれて

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