イスラエルとパレスチナ、ロシアとウクライナなど、世界中で戦禍未だに続けられる中、本日行われた沖縄戦全戦没者追悼式の意義は如何にあるのか?
現在、今この時にも戦禍に包まれた世界のどこかで人々が悲鳴をあげ、将来あるべき子供達は砲弾による恐怖に慄いている。
こんな平穏無事で静かな事務所の机に向かって、これをタイプできる自分は心から感謝せねばなるまい、平和な日本に。
しかし、そんな日本も今から79年前にはとてつもない惨禍に見舞われていた。
そして、本日、日本本土の全線基地のように、先鋒隊として切り捨てられた沖縄で、沖縄戦全戦没者追悼式が行われた。
私は、全く戦争を知らない世代として生を受け、現在まで何不自由なくのほほんと育ってきたが、そんな自分では何もしていない私でも、かの大戦の惨劇とその教訓は忘れるべきではないと思い、こういった式典は、毎年テレビで必ず拝見させて頂いている。
たかだか、一年に一度とは言いながらも、忘れないため、思い起こすためには最低限必要な行事なのかもしれない、そう思っている。
しかし、反面で、ただそれだけで、ただ過去の事実を形式的に認知するだけで終わってしまっていいのだろうか、という問いは常に持ち続けている。
今回の追悼式を拝見させて頂いていても、正直、特段深く胸に刺さるものはないだろうと、「まっ、そうだった」と思い起こさせるだけで十分だとテレビを見ていた。
だから、最近はより涙脆くなった、そんな自分でも、感動に浸る場面などないだろうと、昼食時の時間帯でもあり、自宅でラーメンを食べながら見ていた。
そしたら、「うん」と思う時間帯が来た。
恒例になっている、平和の詩の朗読の時間。
例年の小学生などの年少者と違い、今年は高校三年生男子生徒だ。
壇上に立ったその落ち着き払った凛々しき姿、そしてその澄み切った眼光から、「この青年、ちょっと違うな」と思った。
朗読始めるなり、私は引き込まれ、原稿も見ずに、会場に集まった人々を、決して鋭い眼光ではなく、暖かい日差しのような真心と愛情に包まれた眼差しで見つめ、その人々に精一杯の気持ちを込めて訴えかけている姿に、途中から私は、彼の顔が滲んでぼやけてしまうぐらいの感動に包まれた。
そこには、彼の「これから」に向けた平和を希求する本当に強く温かいメッセージが込められており、本当にこの彼の思いが世界中に届けばどんなにか素晴らしい笑顔に満ち溢れた世界が訪れるのになと、彼のような若者が今後一人でも多くなり、世界に訴えかけてくれることを、老に足を踏み入れた自分は願いを込めた。
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亡水野晴郎さんの名台詞が身に染みる。いや〜、映画ってほんと〜にいいもんですね!
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取り止めもない妄想に取り憑かれて
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