徒然なるままに書き連ねたくなること。欲望の資本主義とは、なんとも現代を言い当てたズバリの表現だが、その上、人間が現実逃避でメタバースなんてものにのめり込んだらどうなるんですかね(妄)
一昨日、つくばみらい市にある建設会社まで、片道2時間以上(通勤時間帯を外しても…)かけて、特定技能の許可申請の最終確認書類を持って行って参りました。
事前に連絡しておいたので、若くてやり手の社長が事務所で出迎えてくれて、若干早めに着いたこともあって、原本等の確認と受け取り作業を行なった後、最後に本人のサインを頂く上で面談をするのだが、本人の申請意思の念入りな確認のために、ベトナム語の通訳人を介して書類内容に承諾をもらった(途中、思わぬトラブルにも見舞われたがなんとか乗り越えた…ふうっ)。
夕方、帰った後には、さすがに往復6時間近い車での移動とあって疲労が重なったのだが、当日のうちに書類の確認だけは終わらせてしまおうと思い、再度その作業をした後に、ひとり事務所の椅子でコーヒー片手に一服した(こんな時には、友人とおしゃべりでもしたいものだけどね)。
一服後しばらくして、ありがたいことに、人材派遣会社の部長さんから、次の特定技能への変更許可申請予定の建設会社へ行く日程が決まりましたとの電話連絡が入ってきて、今回は千葉県の市川なので、車で私も乗せて行ってくれるとのこと(千葉県は初めての仕事なので、その意味でも楽しみだ)で、二重に感謝である。
今回の建設会社で働く予定の特定技能外国人は、4名(今まで3名が最大)とのことで、やはり、千葉のような大きな県では、建設現場での日本人の人手不足はより深刻なんだなと感じた次第だが、周囲を見回して見るに、日本人の若者層はどちらかと言うと、建設会社での仕事のような3K(古いか?)現場での辛い作業は、やりたくない人が多いんだろうね。楽して儲けたい人ばかりで(かなり偏見入ってますが…)。
たまたま、テレビでも「欲望の資本主義」なんて、少し刺激的とも思える内容のものをチラ見したためか、これからの世界の潮流みたいなものに疑問も抱いている。
自分はそもそもどこか少し天邪鬼でへそ曲がりなところがあるためもあって、大体にして、「流行」と言うものに鈍感で、というか、乗るつもりもなく、流行りの映画などもブームが去った後にしか見たことがない(この方が空いていていい)。
こういった習性は、子供時代から、亡父に耳タコで「いいか、大きな船でもな、乗客が大勢して甲板の片方に寄り掛かったら、風や波の具合では沈没してしまうんだぞ。だから、誰かが反対の方に行かなくちゃダメなんだ…」と言われ続けたせいもある。
また、非常に真面目腐った言い方で恐縮だが、もう何十年も前に書かれた尊師の本にも、現代を危惧して予言するように書かれた言葉が思い出される。「節度の喪失」これが、非常に危険であると。
自分は常々この言葉が頭から離れないのであるが、これを念頭に現代社会を見回せば、あちらこちらでその予言的言葉が的中しているのがよくわかる。
今回観た「欲望の資本主義」と題する”メタバース(仮想空間)”の話題は、何か、有限な地球環境において、無限の拡大をし続ける、度を超えた資本主義の終焉を予感させるようで、思わず悲観的になってしまう自分である(新資本主義という人たちもいるがね)。
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