徒然なるままに書き連ねたくなること。ウクライナの現状など見ていると、「どうしてこうなるんだ…」って首を傾げ、思うようにならないことへの非力を感じざるを得ないが、「精神一到何事か成らざらん」って気持ちを持てば事は少しは変わるのだろうか…。
昨夜は、いつもどおりの半袖Tシャツ着て寝てしまったのだが、朝方の思わぬ冷え込みで、念の為足下に置いてあった毛布を眠い体で引き上げなければ、たぶん今頃はゴホンゴホンと咳をしていたに違いない(この時期だからコロナかどうかも分からずに、場合によっては人迷惑な事になっていたかも…)
仕事だって、急ぎの仕事がまだ残っているし、入管への申請手続きの前に、国土交通省へのオンライン申請手続きという難関?も待ち構えているしね〜。
昨日は、恒例になっている日本テレビの「24時間テレビ愛は地球を救う」を観たのだが、毎回拝見するたびに、「自分の置かれた状況に、そして、何不自由のない五体満足な体でいられる事に感謝しろ…!」って、心を奮い立たせられるように、聞こえない声で叱咤激励される。
今回も同じだ、このおじさんの心を熱くするものを観た。
8歳頃までは何の問題もなく、明朗闊達な女の子として育ってきた少女が、突然、首から下が動かせず、声すらも出せない難病に冒されたというのだ。
それでも当の彼女は、涙声で心配するご両親にすら、「くよくよしてもしょうがないでしょ」と言って笑顔を見せては、大好きな幼い弟と戯れる。取材に来たテレビの前でも同様に…どんなにか、その小さな胸は辛くて大きな重荷に押しつぶされそうになっていたことだろうに…。
今回のテレビ企画は、その体の自由を奪われた少女の夢を叶えようというものだ。パラデル漫画という、パラパラ漫画の飛び出す絵本版といったもので、彼女が口に絵筆を挟んで描いたものを、その道のプロのサポートの下、彼女の思い描く夢の物語を実現させようというものだ。
そして、完成した物語は、キャンパスという狭い紙の世界を飛び出して、広い夢の世界空間へと旅立っていった。彼女が、大好きな弟を連れて行きたいと願った日本中のあちこちに。
企画の最後に見せた彼女の一筋の涙が、またしてもジンとくる。きっと、こんな夢の世界を見せてもらえるとは考えてもいなかったのであろう。そして、堰き止められていた思いが一気に一筋頬を伝ったことだろう。「幸多かれ」心からそう願う。
この世の中は「どうせ何も変わりっこない」との諦念風潮があるようにも感じるが、幼い彼女の姿がこうやって自分の気持ちを奮い立たせるように、決して諦めだけが先行していいはずがないと確信する。先日の長崎市長がお話しされたように、「微力ではあるが無力ではない」その信念が指し示すように。
だから、自分は、この定年後の残りの人生、なるべく悔いがないように、何かしらの自分が生きた証が残せるように、そんな気持ちで着実に歩みを進めて行きたい。尊師、亀井勝一郎先生がおっしゃるように、「われわれの生涯とは、けっきょく己の死所を見つけることにあるのであって、そこでたおれて悔いない、そういう場所を見つけて彷徨っていく。」ことに尽きるのだと思う(ダラダラしながらも)。
「たったひとりしかいない自分を、たった一度しかない人生を、ほんとうに生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか」(山本有三先生)
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