徒然なるままに書き連ねたくなること。かの忌まわしき世界大戦が終焉して77年の歳月が流れ、日本中のほとんどの人達が戦争を全く知らない世代と化した今ですら、遠いウクライナの地で侵略戦争が行われていることに何を思うのか…。
ここのところの涼しさで、事務所のエアコンも一休みといったところですが、猛暑で熱中症になることを考えればこんなにありがたいことはなく、目の前で回る小さなUSB接続の扇風機の風に「あ〜涼しくて気持ちいい」と言っている自分の緩んだ顔が恥ずかしい。
今、顧問先の会社社長から、立ち上げたばかりの株式会社の事後処理(税務署への設立申請、県税事務所や市役所への設立申請や年金事務所への申告、それに銀行口座の開設等)を依頼される予定なので、書類等をダウンロードしては、諸々準備をしているところだが、事務所の外は澄み渡った青空で、こんなに静かに仕事ができることへの感謝の気持ちが笑顔を誘う。
昨日は、栃木代表の国学院栃木が、三十数年ぶりの甲子園での一勝を手にした、なんとも喜ばしい日ではあったが、一方で、今から77年前には、人類史上初めて、悪魔の兵器たる原子爆弾が広島市街地に投下され、その閃光が辺り一面を覆う中、一瞬にして十何万という尊い生命が奪われる地上の地獄絵を描き出した、人類史上最凶の記憶に刻むべき決して忘れるべきではない一日でもある。
そして、世界に目を向けると、ロシアによるウクライナ侵略という非人道的な戦争が続いている上に、米中間の冷戦状況とも言える事態が、さらに、世界の混迷を煽り、世界中の人々を不安の中に陥れている。
こうやって、パソコンに向かって自分の思う取り留めもなきことを打ち込んでいられることには、今自分が「平和」の中に生きているからなのであることを思い知るべきなのであろう。
広島市長が宣言の中でおっしゃったように、「核兵器による脅威は核兵器の所持で対抗するしかないという核抑止論者の理論では、誰一人勝者になるものはなく、世界は破滅の道を辿るしかない。世界の平和を維持するには、核兵器の廃棄以外には選択肢はない。」という断然とした強い主張は、まさに、絶対的正義であって、そこに相対的正義の入り込む隙はどいこにもないだろう。
しかし、一方で、自分の根っからのへそ曲がりで天邪鬼な根性が、諦念的観念でもって、「人間は、そもそも他人を心底信用はできないものではないか。それは、個人間に限ったものではなく、というか、人の最大規模の集合体である国家間においては、むしろ、その猜疑心が鮮明に働き、国家を支配する為政者は、自国を防衛するという名目の下、人類史上最強兵器である原子爆弾を手放すことはしないのではないのか。何しろ、手放してしまえば、核兵器所持国家の為政者の思う壺だろうから。」と考えてもしまったりする。
だから、自分は、見方が変だが、この「人間間においての相手を信じきれないという猜疑心のごときもの」を取り払うことこそが最も根本的問題であり、困難な問題でもあるのではないだろうかと考えるが、万物の霊長と言われる人類は、絶対にその答えに辿り着けると信じたい。
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