徒然なるままに書き連ねたくなること。夢中になって入管からの訂正依頼の仕事に精を出していると、事務所の玄関前にすごく懐かしい顔があるじゃないですか〜٩( ᐛ )و
真夏の昼下がりの事務所で、暑そうな外気を尻目に、エアコンの心地よい冷気が体全体をくすぐる中、先日提出した特定技能外国人の在留資格変更申請について、入管からの一部訂正依頼書に基づいて、テキスト見ながらあれやこれやと書類を見直していたら、何気なくふと目線を上げると、事務所の玄関先で、お辞儀を繰り返している男性がいるではないか。
「うん…」と一瞬怪訝に思って首を傾げたが、次の瞬間飛び出るような眼に変わっている自分に気づき、そして、満面の笑顔になるや否や、思わず「がっ」と席を立ち、手招きしながらその男性を招き入れた。
お互いに、「いや〜久しぶり…」という感じで、この時期なので握手はできないが、マスク越しの笑顔を抱えながら、「今どこにいるの?」と言うと、彼が「今年の4月から配置換えになって、〇〇支部にいます…いや〜なかなか、いろいろと大変ですよ…」と、その大きな体を屈めながら少し憂鬱そうに話す姿には、若干の焦燥感が感じられて、前職時代にお互いに仕事の愚痴をこぼしながらたまに食事会を開いていたのが、昨日のように思い出される。
「時間あるんだろ。まあ、座って懐かしい話を聞かせてくれよ…」と言うと、彼は、今春から異動した現職場の話をポツリポツリと話してくれたのだが、やはり上司であり絶対的存在である裁判官との軋轢は、人間関係があまりうまくいっていない場合には、相当にというより、のし掛かって来るほどに重圧となるのだろうか、誰かに訴えかけたいという気持ちが彼の言葉からはひしひしと伝わってくるし、事実、「5月頃は、本当にもう辞めよう…」と真剣に悩んだと言っていた。
そして、彼が今日自分の事務所に寄ったのも、たまたま自分のHPをスマホで見て、そこに出てくる自分の写真が、勤めていた頃と全く違って「生き生きした表情」をしていたからだと何度も強調していたが、それを聞いた自分は、少し小恥ずかしい思いと同時に、心の中で「確かにそれはある…」というように合点していた。
今はこうやって独立して個人の行政書士事務所を開いているので、収入面で不安定ではあるものの、人間関係では、例えば、顧問先である会社の社長との継続的なお付き合いがあるものの、裁判所という巨大な組織の中に取り込まれる形とは違うため、率直に言って精神的には非常にストレスフリーの状態に近いのだから、ある意味では「ありがたい事」だと感謝せねばならないのかもしれないな〜。
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