徒然なるままに書き連ねたくなること。せかせかと日常を慌ただしく過ごしていると、ホッと肩の荷を下ろせる時間が如何にありがたいことかが身に沁みますね(^。^)
昨日は、最初に顧問先になっていただいた屋根屋の社長さんに紹介された、同業者の建設会社の社長さんにお会いして、今後力を入れていこうと思っている、中小企業をお相手とした、企業法務顧問契約について、いろいろとPRしてきた。
紹介してくれた会社の社長からは、会社内でいろいろと法的トラブルを抱えているということは、ある程度伺っていたので、その旨の心構えで持ってお会いしたのだが、相談を受けていると、実際の現場というのは、自分が想像している以上に、それぞれの利害が絡み合い、それでもって法的紛争と化していることが、身をもって感じ取れた。
行政書士としての立場から、先ず、契約書の中身を見させていただいたのだが、驚いたのは、一見するとよく見かける定型的契約書に見受けられるものが、もう少し突っ込んで読ませていただくと、例えば、契約の解約(解除)条項にしても、当事者の一方であるサービスの提供者(業者側)からのみの解除が可能なのであって、受益者(依頼者側)からの解除は規定がないという、なんとも片手落ちの不備なものであった。
中には、依頼者側からの解除をどんな事情があれ、一切認めないという契約書まであって、まるで契約した以上、もう逃さないぞという、手かせ足かせを鎖で拘束する内容には、正直、こんな不合理なものがまかり通っているのかと、怒りすら覚えるものであった。
社長の話を伺っていると、そのことは顧問弁護士にお願いしているのだが、なかなか積極的には動いてくれないので、依頼したいところだが、契約期間に一年拘束の縛りがあるので、顧問契約自体を結んで、問題解決に動くという運びには今回はならなかった。
そんな少し気の重い相談を伺った後に、せっかくここまで来たのだからということで、その地域に住んでいる前職時代の旧友と会うことにし、よく以前そうしたように、お気に入りのスターバックスで、お気に入りのコーヒーを飲みながら、久しぶりにゆったりと一服することにした。
彼は、定年退職後も臨時採用という形で、前職に復帰してまた頑張っているのだが、「その後、どうだい?」という問いに対しては、少し苦笑いを浮かべながら、「疲弊しているよ、この歳であの仕事はやっぱりしんどい」、そんなことを口にして、また一口コーヒーを飲む。
でも、そんな風に一種の愚痴を口にする彼でも、大好きな趣味の話になると、その目が爛々と輝いて、自分の作った短歌が某雑誌に掲載されたことを、嬉しそうに話しては作品を見せてくれた。
そんな彼を見ていると、人間て、やはり何でもいいから、自分が打ち込めて、それで輝けるものを持っていると、生き生きとしていられるのだなと、こっちまで思わず笑顔になり嬉しくなった。
こんな日常の細やかなことにこそ、もしかすると、幸せというのは潜んでいるのかなと、思った次第だ。
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