徒然なるままに書き連ねたくなること。せっかくの素晴らしい選手達のパフォーマンスを台無しにしないでいただきたい。ちょっとばかり運営側に物申す!
事務所にいて近日中に入管に申請しなければならない書類を整理していても、そわそわして集中できない状態なので、相談者の予定もないことだしと思って、午後は男子フィギュアのショートプログラムを見ることで、一旦手を止めた(これが自由業の気ままなところか…笑)。
そこで、目にしたのは思ってもいなかった羽生選手の演技であり、まさか彼があのようなジャンプミスをして、そのジャンプに関して「得点なし」という結果になるとは予想だにしなかった。
かたや、羽生選手の最大のライバルと見られていたアメリカのネイサンチェン選手は、切れ味鋭いジャンプを次々決めては、全体を通じた滑らかな滑りでもって、羽生選手の持つ世界最高得点を塗り替えた。
日本人選手では、その度胸を良さを示した初出場の鍵山選手が、これまた自己最高得点を叩き出して、チェン選手に続いて2位につけ、男子フィギュアスケートは波乱の幕開けとなった。
なにごと、自分の思ったとおりに行くとは限らないのがこの世の常なのであろうが、そうは言っても酷いと思うことがあるし、それが、ましてや、とても納得いかない不合理な事象が関わっているときには尚更である。
今大会から採用された、昨夜の男女混合ジャンプなどがそれに当たるのではないのか。
日本選手団の先陣を切って高梨選手がジャンプ台を滑走し、飛型も見事に宙を舞った後に、着地したのはK点を遥かに越える103メートルの大ジャンプであり、彼女はその実力を証明してみせて、個人戦で夢見ていた金を逃した顔にも笑顔が戻ったが、その直後の悪夢は誰が想像し得たであろうか。
羽生選手ではないが、その大ジャンプそのものが規定違反で「得点なし」という酷い仕打ちが待ち受けており、笑顔が一転崩れ落ちるように泣き崩れる姿には、彼女を応援してきた自分にとって、見るに耐えないものだった。
結局、4位でメダルには届かなかったが、彼女の意志の強さと日本選手団の結束の固さや彼女を思いやる深い優しさには、日本人としての誇りを感じると同時に、心底からの感動を覚えて、メダルを獲った以上に素晴らしいものをいただいた。
ただ、スーツの規定違反による失格という今回の措置には、彼女になんらの責任もなく、あまりにも重すぎる処分として、とても納得がいくものではない。
そもそも、ジャンプした後に、スーツを計測して(それも抜き打ちで)失格処分を決めるとは全く理解不能である。
なぜなら、公平公正に行うのであれば、抜き打ちではなく対象者は出場選手全てであろうし、ましてや、計測検査をジャンプの後の事後的処分として行うこと自体がおかしいだろう。
例えば、競技直前に、全選手を対象としてスーツの測定検査を行い、規定違反の選手にはスーツの着替えを促せば、このような混乱を招く事態は避けられたはずだし、選手やスタッフ関係者も納得のいく結果が得られたはずだ。
それを、高梨選手の例のように、本人含めて周囲が歓喜に包まれた状態を一気に覆す状況を作り出し、それも他の国の選手にまで次から次へと波及させて、競技自体をカオス状態にしたのは運営側の責任としか思えない。
このような不条理が罷り通れば、詰まりは、協調や平等などを謳ったオリンピック精神にも反する結果になるのではないのか。
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