徒然なるままに書き連ねたくなること。新春を迎え、気持ちも新たに出発を誓うの段。

query_builder 2022/01/04
ブログ
初日の出

早くも新年の三が日が経過して、今日から事務所の厚いカーテンを開いて、世の社会人同様に仕事始めだ。


この年末年始の休み中に、大好きなシンセドラムを叩きまくって大汗かいたが、その分普段食べやしないお雑煮をたんまり食べたので、返って体重も増えてお腹周りが一回り成長したらしい。


昨年は自分にとって、プライベートも仕事の面も大きな変動の年で、特に、法務事務所という個人企業を立ち上げた一大転機の年だった。


前半は仕事も少なく、収入面でも不安定であったが、後半にはお陰様で顧客も付き安定した収入を得られるようになり、特に、いわゆる外国人に仕事を仲介する会社(登録支援機関)さんと、提携できることになったのが何と言っても大きいことだ。


これにより、日本での仕事を希望する外国人に代わって、資格を持った自分が、入国管理局へのさまざまな許可申請手続きをすることになり、その分の固定収入も増えたし、この仕事はやればやるほどやり甲斐も得られるのであるから、二重にありがたいと感じたものだ。


ところで、昨夜、小学生の頃、今は亡き最愛の父に、記念館に連れていってもらったことがある、あの偉人野口英世とその母シカを題材にした、遠き落日という日本映画を観た。



私は、日本にもハリウッド俳優に匹敵する俳優陣が少なからずいると思っているが、そんな中でもお気に入りの一人に、シリアスな演技に定評のある三上博史さんがいるが、この映画でも主人公の野口英世役で出演しているので、楽しみにして鑑賞したが、やはり期待を裏切らず素晴らしいものだった上に、その母シカを演じた三田佳子さんの演技は絶品で、観終わった後には、いい作品に出会えた時の感動に酔いしれた。


貧乏農家に生まれた彼は、幼くして左手に大火傷を負い、級友からは「てんぼう、てんぼう」と長きに亘っていじめられたが、それを跳ね除ける弛まぬ努力と非凡な才能、それからそれを陰で支えた母の深い愛情でもって、遂には世界に名を馳せる医学者になった。


映画では、その過程での母と子の深淵な絆が描かれて観る者の心が揺り動かされたし、確かに、偉人も人の子であり、女に溺れて友人にまで金の無心をする様も描かれてはいたが、原作者の渡部淳一氏もおっしゃるように、そのことが彼の成した偉業をひとつも汚すものではないことは明らかだ。


野口英世は、自分の人生を賭して、当時の顕微鏡では発見不可能ではあった、黄熱病の病原体に挑んだし、その果てに自らも黄熱病に罹患してこの世を去ることになるのだが、そこには何の不純もなく、ただ「この病気の原因を突き止めて、この病気で苦しんでいる人々を救いたい」、そのことしか考えてはいなかったのではないか、その熱き思いに心が揺れた。


そう考える時、小学生の時に、父に連れられて訪れた野口英世記念館で、あの柱に刻まれた有名な言葉が、タイムスリップしたごとく、目の前に現れて来るのが感じられる。


医師になるために上京する際、故郷を出発する時に刻んだ言葉、「志を得ざれば再び此の地を踏まず」という覚悟の言葉、そして、自分もそれを目の前で読み、ガラスケースを撫でたのを思い出した。


私も、この偉人の爪の垢でも煎じるように、今年は新たな高みへの出発の年にしたいものだ。

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