一番暑い正午過ぎ、突然の来客があった。重そうな大きなダンボー箱を抱えて、見覚えのある顔が、こっちに笑いかけていたので、ビックリでした(*⁰▿⁰*)
暑い日差しを受けた正午過ぎ、事務所の正面に、重たそうな段ボール箱を抱えた女性が立って、こちらに向かってお辞儀をしていた。
今、仕事を引き受けている案件で、相談に来た依頼者に同伴してきた、同じ会社の同僚の方だ。
「あっ、どうも。どうぞ、どうぞお入りください。」
そう私が言うと、彼女は、にこやかな笑顔を浮かべながら、事務所の敷居を跨ぎ入って来て、
「これ、先生、どうぞ仕事の合間にお飲みになってください。」
そう言って、重そうに抱えた箱を脇に置き、私の手招きに応じて、ソファーに腰掛けた。
「先日は、同僚の彼がお世話になり、ありがとうございました。」
「実は、今日は、他でもない、自分自身の相談で参りました。彼と同様に、会社の上司のパワハラが素で、精神的に落ち込んでしまい、今も病院通いをしています。それで、会社もう辞めようかと思ってます。」
挨拶するや否や、彼女は、自身の相談内容を話し始めた。
一通り、相談を受けた後、何かアドバイスをとなるが、もう会社に戻ることは考えていないとのことだったので、会社の方には、今回のきっかけとなった上司の労務管理上の監督責任も追求可能なのではないのか、そして、その手続きとしては、こういったものが考えられますねと、手続き説明をするに留まった。
彼女は、本当に精神的にもクタクタになってしまったようで、会社勤めの悲哀みたいなものを感じた次第だが、それにしても、この頃、会社勤めの労務管理上の相談事の依頼が多く感じる。
先日も、東京の大規模接種センターにて、新型コロナワクチン接種の受付に携わっている派遣社員の方から、突然、派遣会社から、更新するはずが更新はしないので、契約終了予定日で解雇します、との通告を受け、納得がいかないので、何か方法がありますかとの、メールでの相談をもらったばかりだ。
その方にも、解雇に納得がいかないなら、これこれの方法で、派遣会社に対して、解雇無効を争う方法があるでしょうし、突然の解雇の場合、派遣会社から解雇予告手当金をもらえる余地もあるのではないかと、相談結果を返信した。
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