前職時代の後輩で、現職の同期がぶらり事務所に来てくれました〜(^ ^)

query_builder 2021/07/18
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うきうきサラリーマン

関東地方も長〜い梅雨がやっと明けましたが、その梅雨の合間、久しぶりにお日様が顔を出した昼下がり、事務所の机で調べものをしていると、携帯の着信音が心地よい音を響かせた。


誰かと思いきや、同期の行政書士で、司法の前職時代からの友人の懐かしい声が聞こえて来た。


「お久しぶりです。今から事務所に伺ってもいいですか?約30分くらいで行きますから…」と。


彼は、なんとも精力的な人間なので、前職を定年で辞した後も、自己啓発の目的があるのか、市内にある大学で何やら難しい学問を学んで、また別の資格を取ろうとしているらしい。


前会った時にも、大学が近くだから、突然伺うかもしれないことは聞いていたので、それ自体は特に驚きはしなかったが、普段、一人事務所なので、お客さんの相談に乗る以外にはほとんど話をしないためか、やたら、嬉しくなって、声がひっくりがえってしまった状態である。


突然の来客なので、急ぎ、事務所内を掃除して、簡単なお茶菓子揃えて待っていると、駐車場に自動車が止まる音が。


間もなくして、自動車のドアが閉まる音がしたと思うと、事務所の扉を開けて懐かしい顔が入って来た。


夏らしいカジュアルな服装に、ポップなウオーキングシューズで、いかにも、現役の大学生だ。


たまたま、購入した相続関連の実務本について、その業者と情報交換していたところだったので、手招きして招き入れた。


「いや〜久しぶりです。大学からの帰りですか?」と問うと、笑って頷いた。


数十年前のお互いに若かりし頃、自分が組んでいたバンドの練習風景を、彼が見に来てくれたことがあって、その頃を思い出したのか、にやにやしながら、彼は、実家の店舗内を改装した事務所を隅々見回した。


「いや〜懐かしいな〜」と一言。


「あの頃、実家(今は改装して事務所)後側の倉庫でバンド練習していたのを、見に来てくれたもんね。」と自分も。


「あれから、早いもんで、数十年も経っちゃったんだね〜」と、お互いに口を合わせる。


光陰矢の如し、とはよく言ったもので、歳を取るのは早いんもんだと、これまたお互い感慨深い。


そんなこんなで、ひとしきり当時の話をした後に、気持ちは現在にタイムスリップ。


「その後、仕事はどう、相談者は来てますか?」と、問うと、


「…」といった感じで、ニンマリする。


私が今、外国人の申請取次行政書士事務研修を無事に通過できるかどうか、その結果待ちで不安な旨伝えると同時に、彼にも是非ともこの資格は取ってもらいたいと、付け加えた。


彼も、興味はあるらしく、次の行政書士の事務研修には申し込んだ旨の返事が返ってきた。


どちらにしても、外国人のビザの取次申請等、新たな国際法務の分野でお互いに切磋琢磨するのはいいことだろう。

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